早朝ツーリング 美山かやぶきの里へ(9月18日(月))
■9月18日月曜日。敬老の日だ。昔であれば私のような年齢の人間はもう立派にこの日敬われる対象であったのだろう。しかし今は六十を超えたくらいでは敬老の対象にはしてもらえない。普段は「ジジイ」と扱うくせに都合が悪くなると「まだ若い」などと言って何かにつけ急き立てられる。何が「敬老」か? そんな取ってつけたようなお祝いなんてちゃんちゃら可笑しいぜ。
そんなことは置いといて、どこに行こうかと昨夜遅くまでネットやらツーリング動画やらで行先を検討。まだまだ猛暑の日々が続いていたから、やはり早朝に出発して昼前には戻って来れる場所がいい。しかしそうなると有力な候補地は既に訪れたことがある所ばかり。レブルでは行っていないからそれでもいいかと思ったりしたが、やはりできればまだ訪れていない所に行ってみたい。そうなると更に遠方となるので往復の時間を考慮すると高速道路を使ってみようかと思った。しかしやはりまだ高速道路を走るには抵抗があった。まだまだ運転技量が高速道路を走るに十分なレベルにまで回復しているとは思えなかったからだ。いや、技量はたぶん回復している。単に「まだ高速に乗る勇気が戻っていない」と言った方が正確か……。
とにかく今回はやはり下道を通ることを前提に候補地を探した。そして見つけた。
そして「あっ、ここまだ行ってないじゃん!」という場所を見つけた。GoogleMapでルート検索したところ、片道約1時間半ほど。往復で3時間ということは実際は往復4時間くらいか。それなら早朝出発すれば昼過ぎ辺りには戻って来れる。
そういうことで行先はここに決定。
「美山かやぶきの里」
そして9月18日月曜日の午前5時45分頃に起床。本当はもう少し早くに起床したかったが前夜就寝したのが午前1時を回っていたため、さすがに寝不足になると思って当初予定よりも若干遅めの起床とした。諸々の準備をして午前6時半過ぎに自宅を出発。最寄りのスタンドに立ち寄って給油し午前6時50分頃に本格的に出発。
国道173号線を走り、一庫ダム辺りで北摂里山街道(県道604号)に入って北上。詳細は割愛するが、まずは午前7時55分頃に「道の駅スプリングひよし」に立ち寄る。
トイレ休憩の後、次は「道の駅美山ふれあい広場」を目指す。
このあたりの道は変に間違えるとヘアピンカーブありの険しめの道に迷い込んで往生してしまうのだが、Google先生が間違わなければ(もしくは自己判断でGoogle先生による怪しげなナビゲートを無視すれば)下道ではあるが適度なワインディングロードの快走路だ。暑いけれど快晴だったから走っている分には本当に気持ちが良い。
そして午前8時30分頃に「道の駅美山ふれあい広場」に到着。
ここまで来れば最終目的地はもうすぐだ。たぶんやっぱりけっこうな数の観光客が来ているだろうから、ここからは少々渋滞するかもな、と思っていたが、いざ向かってみると大した渋滞はないし交通量もすごく少なかったので、やはり快走。
そうこうしているうちに午前8時50分頃に到着した。
「美山 かやぶきの里・北村」
駐車場はバイクは200円で車は500円。係員さんが集金に来るんだろうと思ったらバイクは自分で入口の箱に入れる。私が到着した際は車の駐車場には何人かの係員さんがいたが、バイクの駐車場には誰もいなかったので、ズルしようと思えばズルできたのだが、やはりいい大人がこういう所に来て200円ぼっちをズルするっていうのはさすがにアカンと思ったので、しっかり200円払わせて頂きました。
「かやぶきの里」ということで岐阜の白川郷にあるようなかやぶきの家が、やっぱりここにもたくさんある。
一面の蕎麦の花が目の前に広がっている景色は爽快だ!
しかし正直言ってそんなに長く居られる場所ではない。蕎麦の花が咲き乱れているように、ここには蕎麦屋さんとかがあるみたいだけれど、今回はジジイ一人で店に入って蕎麦をすすろうというような気分にはどうしてもなれなかったのでパス。やはりツーリングで来るにしてもソロでよりはマスで来た方が良いと思える場所。いつかバイクを降りるまでにバイク友達ができたら再訪して蕎麦をすすろうと思う。
ここには約30分ほど滞在し午前9時20分頃に帰路に就く。
午前10時過ぎに再び「道の駅スプリングひよし」に立ち寄ってトイレ休憩。その後来た道とほぼ同じルートを逆に走り、午前11時30分頃に無事に帰宅。
自宅に到着したらやはり一気に汗が体中から噴き出した。秋晴れのツーリングはまだまだ先のようである。さて、次はどこに行こうか?
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