10月14日(土)と15日(日)の備忘録
■10月14日(土)
午前7時過ぎに起床。掃除機掛け等の家用をこなした後、午前8時20分くらいに連れ合いを車でパート先まで送る。
帰宅後に新聞に目を通したりしていたら、あっという間に午前9時半を回ったので歩いて実家に向かう。今日は実父の掛かり付け医による定期診察の日なので実父の車にて実父を医者に連れていく。診察と各種検査の結果、実父の具合は良くも悪くもなっておらず特に変化なし。これまでどおり経過観察を続ける。
その後、実父が買物に行きたいというので、帰る途中、いつもよりちょっと大きめのスーパーに立ち寄って買物。何だかんだしてたらスーパーを出る頃にはもう昼時になっていた。
実父を送った後、帰宅。時間は何だかんだで午後2時前。
メールチェック等、諸々のことをやっていたらあっという間に夕方。
連れ合いを迎えに行く。
午後5時過ぎに自宅に戻る。
テレビの番組を眺めながらウダウダしていたら、ちょっと寝落ち。
夕食は今シーズン初の鍋。(と言っても「うどん鍋」だが……)半月ほど前まで猛暑で汗だくの毎日を過ごしていたのなぁ。やっぱり夏が長過ぎるのだ。
午後9時前にギターの練習。数か月前からだが(前にも書いたが)左手の指先の痛みがキツイ。けっこう硬くなっているのに弾いていたらすぐに痛くなる。痛みの種類は魚の目のうような感じ。弦に指先を当て続けていたら表面ではなく指の内部が痛くなって弾き続けていられなくなる。昨年までは2時間でも弾き続けていられたのに今はせいぜい1時間が限度。指先も老化が進み、硬くなるどころか抗う働きもなくなってきたみたい。こうやってこのまま抗う力が失せて行き、やがてまともに弦が押さえられなくなるのだろう。それを思うとギターも今ぐらいが限界なのかも知れない。70歳くらいになったら体力的な限界でバイクを降りざるを得なくなるだろうから、そうなったら最後にギターを弾いて余生を楽しもうなどと目論んでいるが、もしかしたらギターはさほど遠くない未来に弾けなくなるかもな。Gibson J-45はやっぱり「夢」と言うか「憧れ」で終わるかもな。
午後10時頃に風呂に入り、その後例によってYOUTUBEで動画を観て過ごす。
午前0時過ぎに就寝。
■10月15日(日)
午前9時前に起床。珍しくこの時刻まで寝てしまった。その理由に心当たりがないことはない。肉体的な疲れではなく精神的なものだ。
朝食を摂り、いつもの掃除機掛け等の家用を済ます。
午前10時40分頃に近所に住む実姉が車で迎えに来た。今日は近くにある霊園の運営会社に行って「墓じまい」等の相談&説明、そして霊園の見学をする。
約50年前に父方の祖父が亡くなった。その時に実父が墓を建てた。よくあるタイプの墓だ。そして十数年前に祖母が亡くなり、その墓に入った。
この墓だがけっこう田舎にある。そこにある某お寺さんが管理する小規模な霊園のようなものなのだが、とにかく田舎なので、そこに行くには自分たちで車を運転していくか、もしくはバスを乗り継いで最後は歩くか、最寄りの駅から(高い金を払って)タクシーに乗っていくしかない。大きな霊園になると送迎バスがあったりするが、そんなものはない。若いうちは良いが歳を取ると墓に行くのも一苦労という場所である。
事実、以前は実父が自分で車を運転して墓参りに行っていたが今はもう肉体的に無理となってしまったので私が担当している。しかし私ももう既に還暦を超えた身だ。今のところまだ車の運転はできるし体力的にも何とか動くことはできるが、そんなに遠くない未来に間違いなく体が今のようには動かなくなるだろう。そうなった時に、では次は誰が「墓守」をするのか?
一人娘は既に嫁ぎ遠方に居を移した。だから私の後釜はいない。つまり私がこの世からいなくなるともう事実上「墓守」はいなくなる。もうそれは一族内で周知の事実。それゆえ今ある墓の「墓じまい」とその後をどうするかが急務の課題なのだ。そしてこれまでは皆が何となく「何とかせねば」と思いつつも具体的なアクションを起こしていなかったので今更ながらに「そろそろやばいなぁ」と思うようになった。そろそろ本当に行動を起こそうということで今回実姉と共に具体的な説明を聞こうということになったわけである。
霊園に行き、小一時間ほど説明やら見学やらをする。その霊園はかなり大規模な霊園なので色々な例があった。ここではその詳細は載せないが「そんなパターンもあるんだ」というのがいくつかあった。今はそういう時代なのだなぁと思えるようなものもあった。焦るつもりはないが、かと言って時間的猶予が潤沢なわけでもない。少し先を見据えて着実に行動する必要があるということを実姉と共有した。
午後0時過ぎに帰宅。
昼食はカップ焼きそば。
午後1時半頃にレブルに乗ってお出かけ。と言ってもツーリングではない。ちょっと大きめのバイク用品店に行って冬物の衣類を見ようと思ったのだ。今はまだハーフメッシュジャケットで何とかなっているが、あと一カ月もすれば間違いなく冬。厳冬期はさすがに乗らないだろうが少々寒い程度だったらたぶん乗る。それゆえ冬用の装備は絶対に必要なのだ。まあそれ以前に膝プロテクターを装着できるバイク用ジーンズが欲しかった。今は普通のジーパンを履いてその上から別添の膝プロテクターをマジックテープでくっつけている形で、それが自分でもさすがに「カッコよくない」と思えて仕方がないのである。
しかし一件目のバイク用品店にはこれと言った商品は皆無。この店はけっこう規模の大きい店で何度も訪れているのだが品揃えがあまり良くない。どちらかと言うと割高なメーカー品が多い。昔と違ってバイク用品の価格がべらぼうに高くなっているが、それでもリーズナブルなものはある。しかしこの店はその「リーズナブルなもの」が少な過ぎる。
結局この店は時間の無駄であったのだが、次に行った店も同様でやっぱり時間の無駄だった。他にバイク用品店はないため、それじゃあということで某XXXマンにも行ったが、ライダー向けウェアがそれなりに販売されているはずなのに全然なかった。
何やってんだか? 買わなくともサイズ感だけでも試せればと思っていくつかの店を回ったが、それができる商品さえもなかった。無駄に郊外を走っただけ。
何だか精神的にすごく疲れた。実は最近、仕事面で精神的にすごく落ち込んだ。それを今もずっと引きずっていて気分は最低だった。それで落ち込んでいても仕方がないと思って気分転換にもなったらと思ってバイクに乗って店回りをしたのだけれど、逆にテンションが更に下がった。欲する物やら事に、ここまで自分に縁がないのかって今更ながらに思い知らされて、それがもう情けないやら腹が立つやらで自暴自棄の一歩手前という感じだ。
それで、良くないことだとわかっていたが帰りの運転は、……だった。「……」に関しては詳細は伏せるが、まるで20代の時のような運転。今のこの体でちょっと操作を誤ったらおそらくXXXXに行くであろうもの。でもワィンディングのいくつかのきつめのコーナーを「……」で駆け抜けた時、何とも言えない高揚感があった。いつもなら後続の車に迷惑がかかると思って道を譲っているがそれが逆になるような運転。知らず知らずアクセルを無駄に吹かしたりして……。煽るようなことはしなかったが絶対にいつもの自分ではない自分がいた。
午後4時過ぎに帰宅。
その後、特にこれと言って何もせずに過ごす。
何時に寝たか、よく覚えていない。
コメント
コメントを投稿