9月30日(土)と10月1日(日)の備忘録
■9月30日(土)
午前中にかかりつけの医者に行く。この日は半年ごとに行っている成人病に関する検診である。「検診」と言っても血液検査のための血液採取と問診であったので特に大したことではない。医者とは「最近調子どうですか」とか「運動してますか」といった話を世間話レベルで会話したのみ。血液検査の結果は一週間後であって、その結果を見なければ大した話はできない。それがわかっているから私の受け答えも適当レベルなのだが、「運動してますか」の問いに「最近バイクに乗り始めた」と話したところ、「自転車ですか?」と訊かれたので「250ccのマニュアルオートバイです」と答えたら「オートバイに乗っても運動にはなりません」とあっさり言われた。「運動にはならないけれどミッション車だったら、その操作が老化防止に効果がありますよ」くらい言ってくれるかなぁって勝手に期待していたのだけれど、本当にあっさりと「何の運動にもならない」というような言い方をされた。
確かに運転している際はいわゆる「運動」というものには値しないんだろうと思うが、運転していない際等にバイク本体を扱っている時ってやはりその車重(レブル250なら約175Kg)は体にけっこう負荷を与えているからそれなりに体力を使う。事実毎年夏になっても油断すると腹が出てきてしまうのだが、レブルを保有するようになった8月の半ば以降、腹はほぼ出ていない。それはやはり何だかんだとバイクに関する作業をすることで少なからず体力を使っていて、それを定期的に行っているからだと、個人的にはそう思える。運動にはなっていないかも知れないがエネルギーはけっこう消費しているのだ。
おそらくこの掛かり付け医はバイク、それもそこそこの車重のそれに乗った経験がないのであろう。経験がない人は「オートバイに乗る」というのは単純に「オートバイに乗って走る」ということくらいしかイメージできんだろうから仕方がないと言えば仕方がないのだが、実際のところ「オートバイに乗る」というのは単純に「オートバイに乗って走る」というものではなくて、それ以外のこと、例えばバイク本体のメンテナンス作業等すべてをも含めたことだ。それをわかってくれたら嬉しいのだけれど、「オートバイに乗る」という経験を持っていない人に説明しても、おそらくほぼ理解してくれないだろう。特に(ここは偏見なのでしょうが)医者、(更に偏見だが)もっと言うと「世間ズレしていて持論を曲げない」タイプには患者側が何を言っても無駄であるからして、それ以上は求めないことが賢明であろう。
掛かり付け医の受診が終わった後、今度は連れ合いの眼科受診付き添いである。いや正確には送迎だ。眼科で瞳孔を広げる薬を使った検査を受けるらしいので連れ合いは今日は車の運転はNG。よって私が送迎なのである。
午前11時頃に眼科に到着。私は近くのショッピングモール内にある書店で立ち読みをして時間を潰す。
午後12時過ぎに眼科での検査が終わった後、連れ合いと共にユニクロへ。できれば新しいジーパン、それもストレッチ素材ではなく昔ながらの素材のジーパンが欲しい。
私は昨今主流になっているストレッチ素材のジーパンが好きではない。できれば昔ながらの素材のジーパンが良い。しかし今やどこに行ってもストレッチ素材のジーパンばっかり。昔ながらの素材のジーパンとなると値段の高い有名メーカーのものしかないからいつも半ばあきらめているのだが、この度はユニクロの中に綿99%ポリエステル1%という、昔ながらの素材に近いジーパンが販売されていたから「これが良い」と思って試着してみたところ、デザインが悪いのかシルエットがイマイチ。更には股下が短くて滑稽としか言いようのない姿の自分が鏡に映ったものだから結局却下。
私の股下は(自慢するつもりは毛頭ないのだが)85cmある。それゆえ昔からいつもボトムスを買う時には苦労するのだ。安いものを買おうとイオン等に行って衣料品売り場に行ってもタイミングが合わない限り大抵置いてある商品は私には股下が短いものばかり。それゆえユニクロで買うか、もしくは専門店にて値段の高い有名メーカーのものを買うという選択肢しかない。誠に不経済な体である。
で、結局この日買ったのは、「パンツがもう生地スレスレのものばかり」ということでトランクスを3枚購入。半袖のシャツを一枚買いたいと思って探しはしたもののユニクロの世界はもう秋深し……。実際はまだまだ異常気象の猛暑なのになぁ……。
その後スーパーにて食料品とお昼のパンを買って自宅に戻る。
自宅にて少々遅めのお昼を食べた後、連れ合いとの共用ノートパソコンにてメールのチェックなどを行う。
その後は何をしたっけ……。
夕食は天津飯とおかず数品(詳細は忘れた……)
その後、テレビを観たり動画を観たりして過ごす。
午前12時半頃に就寝
■10月1日(日)の備忘録
午前8時頃に起床。
掃除機掛け等の家用をこなす。
午前11頃にレブルにのってプチツーリングに行く。目的地は亀岡市曽我部にある「彼岸花の里」という観光地。例年だと今時分にたくさんの彼岸花が咲いていて見頃らしい。
実は私は昔から彼岸花がけっこう好きだ。秋の彼岸あたりに祖父母の墓参りに向かうと途中でたくさんの彼岸花が咲いていてそれはそれはきれいなのだ。彼岸花というと墓地の近くに咲いているというイメージが強くて忌み嫌う人が少なくないみたいだが、墓地の近くに咲いているというのは単に人間の都合でそうされているだけであって彼岸花のせいではない。彼岸花自体が持つ毒性が人間によって利用されているがためである。
日本は昔は土葬でモグラなどによる遺体への被害が多く、そのためモグラ等を寄せ付けないように毒性を持つ彼岸花が墓の周りに植えられたのだ。特に球根にはかなりの毒があるらしい。個人的には花自体はとても好きなので自分の家の敷地内に植えたいと思うくらいなのだが、やはりその毒性は看過できないから避けざるを得ない。
ちなみに彼岸花は「曼殊沙華」とも言う。
午後12時頃に「彼岸花の里」に到着。しかし花はところどころで咲いてはいたものの「咲き乱れる」というレベルにはほど遠い。やはり今年はこの異常気象の猛暑により時期がズレているようだ。
予定ではレブルを駐車場に入れて彼岸花が咲き乱れている景色を楽しむつもりであったが、そんな状況であったので駐車場にも入らず、そのままUターン。帰りの途中で一庫ダム周辺を走ったり余野コンに立ち寄ったりした後、午後1時半頃に自宅に戻る。
今回は猛暑ではなく秋の訪れを感じる気候であったので走っている分にはとても気持ちが良かった。ちなみに自宅近所のガソリンスタンドで給油したのだがその給油量と走行距離から計算した燃費は約40Km/リットル。前回のツーリング時が約30Km/リットルであったことを考えると今回はとても成績が良かった。今回は(ちょっとは自分の技量が上がったのか)ワインディングをけっこうスムーズに走れたりしたので、それで燃費が良かったような気がする。(やはり適切なギア選択は大事であるのだな。)
自宅に戻った後、これを含めて諸々の書き物を書く。
午後4時過ぎに散髪に行こうと思って一旦出かける準備をしたが、よくよく確認したら前回からまだ3カ月経っていなかったので今日はやめにし、雑草抜きをすることにした。と言うのも8月9月はご存知の通り記録的な猛暑で夕方になっても外で雑草を抜こうなんて気にはまったくなれなかったので2カ月以上放置していたのだけど、さすがにもう放置できないと思ったので今日はけっこう涼しい夕方であったのでエイヤーで実施。
けっこう骨が折れるだろうと思っていたが、よく見ると思っていたほど雑草は繁っていなかった。どうやら雑草もこの8月9月のあまりの暑さに(雨もさほど降らなかったこともあったせいか)例年ほど生育できなかったようだ。だがそうは言ってもやはり目に付くほどには繁っていたので、せっせと雑草を抜いたのだが、今回ちょっと気付きがあった。今までは定期的に(例えば1週間に一度のペースでチョコチョコと雑草抜きをしていたのだけれど、そうではなくて引き抜くのに手頃な大きさになるまで放置しておいた方が作業が捗る。今回もまあまあな量ではあったが引き抜きやすいくらいに成長していたものだから労力的には思ったほどではなかった。今後はこのやり方でいこうかしらね。
午後5時半頃に雑草抜きを終えたら、けっこう汗をかいた。しかし先週までのような暑くて暑くてたまらんというような状況からちょっとは季節が進んだのか、ちょっと時間が経ったら汗で体がヒンヤリとした。さすがにもう秋なんだねぇ。
夕食は炊き込みご飯と太刀魚の塩焼きと諸々。私がプチツーリングに出かけていた際、お隣さんがやってきたそうだ。そして前夜に釣り上げた太刀魚をおすそ分けしてくれた。何でも今回は久しぶりに大漁だったそうだ。よって当初オムライスと諸々であったメニューが前述のメニューに変わった。
その後、ギターの練習。昨日結局練習しなかったので、その分も練習しようと思ったが、相変わらず左手の指先の状態がイマイチのため無理をせず適度の練習とする。
いつものことだが土日の休みはあっという間に終わる。明日はもう仕事かと思うと気が重くなるが、また5日間耐えようと思う。
◆それにしてもギターを弾いて歌うのって楽しいなぁ。昔頑張って練習して良かった。
同じく、バイクに乗るのも本当に楽しい。これまた若い頃に頑張って免許を取って相応に乗り続けていたから今この歳になってもさほど苦労せずに乗ることができている。そう思うと若い頃にもっと色々なことをやっていたら良かったなぁと今更ながらに思った。
ちなみにギターもバイクも、やる気さえありゃ還暦超でもそれなりの腕前になれると思いますよ。もちろん相応の努力は必要ですけどね。やってやれないことはないと思います。そういう意味では私もまだまだ他のことに挑戦してみてもいいってことだろうな。でも今はギターとバイクで満足なので、またその気になったら考えてみようと思うのだが、次はやっぱり実益のあるものに挑戦しようと思う。やっぱりこれからの生活も物入りだから。
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