今頃夏休み その3
◆10月22日(日)三日目(最終日)
午前7時前に起床。すぐに外を見た。何と昨日とはうってかわって絶好の快晴!
午前7時半頃に娘夫婦と共に一階ホールに行って朝食を摂る。
午前8時前にチェックアウト。再び横手山山頂を目指す。それにしても昨日の天気が嘘だったみたいにこの日は快晴。更に昨夜の小雪が木々にまだ残ったままだったから、快晴の青空と紅葉、そして白い雪というコントラストで景色がとても良い! おそらくこういう景色なんて狙って見れるものではなかろう。
しかし登頂手前で何と道路が封鎖されているではないか! どうやら昨日の夜遅くまで降っていた小雪により山頂の道路が少々危険な状態らしく一旦通行止めとなったようであった。
ここまで来たのに残念!
それでその付近の駐車場に車を停めて景色を堪能。
そうこうしていたら封鎖していた所に地元のパトロール隊らしき車が来ていた。周りにはおそらくパトロール隊であろう人が数人いて何やら相談みたいなことをしていた。娘が早速その人たちのところに行って何やら話をしたところ、午前9時過ぎ辺りに道路の封鎖が解除されるらしいということを聞きつけた。
ならば当然の如く山頂付近、せめて横手山ドライブインまでは行こうということになった。こういうことも予想して娘夫婦の車はスタッドレスタイヤに交換していた。四駆でもあるからちょっとくらいの雪なら何とかなる。
午前9時過ぎに道路が開通。積雪があるのかと思ったが、やはり快晴であるからか木々に若干の雪があったものの道路はちょっと濡れていた程度。スタッドレスタイヤを履いた四駆車は何の問題もなく快走し、昨日に続き横手山ドライブイン横の駐車場に到着。
絶景! 絶景!
きっとこんな景色はなかなか見れまい。
遠くに見えるのは雲ではなくて北アルプスの連なる山々の上に積もった雪である。この景色はとても気持ちが良かった。
三十分ほど絶景を楽しんだ後、山を下る。
途中で澗満滝(かんまんだき)展望台に寄る。
遠くに見える滝っぽいのが、それです。
午前十時半頃に次の目的地に到着。
「牛に引かれて~」で有名な善光寺である。当初ここに来る予定ではなかったのだが、せっかく長野に来たのだから、やはり善光寺に行こうということになったのである。
午前11時半頃に善光寺を後にして昼食を摂るために予約していた蕎麦屋に向かう。
お昼は「多聞」という蕎麦屋。ここは娘夫婦が既に何度か来ていて、とてもおいしいということでこの度も最終日の昼食としてチョイス。
蕎麦はもちろんおいしかったのだけれど、天婦羅もすごくおいしかった。
午後1時過ぎに娘夫婦宅に戻る。一時間ほどあれこれ話をする。
午後2時前頃に娘夫婦宅を後にして帰路の途に就く。来た時とは逆のルート、すなわち長野ICにて長野道に入り、中央道、名新、そして新名神の某ICへ。そして、そこから下道を通って自宅に辿り着くルート。自宅到着予定時刻は午後9時過ぎ辺りを見込んだ。
長野ICにて長野道に入ってからしばらくは順調に走ったのだが、阿智PA手前で渋滞になりノロノロ運転。仕方がないと思って走らせていたら、ここでトラブル発生。車のオイルランプが点いたり消えたりし始めた。このランプが点くのはオイルの残量がわずかになった時なのだが、おかしい。オイル交換してからまだ1年も経っていない。しかしまだあと400Kmほどを走らねばならず、とうていこのままの状態で走り続けるのは不安過ぎる。
そういうことで急遽阿智PAに入る。幸いここにガソリンスタンドがあったからだ。
さっそくガソリンスタンドの人に事情を説明しオイル点検をしてもらったら、何とオイルがほとんど残っていないとのこと。私もオイルゲージを確認したのだがゲージにまったくオイルが付着しない。このまま走り続けると間違いなく完全にオイルがなくなり、結果エンジンが焼き付いてオシャカになってしまいかねない。
オイル交換をしてからまだ1年も経っていなかったから、まさかオイルがほとんど残っていないなんて思いもしていなかった。こんなことは初めてである。しかし、このままで走り続けるのはやはりだめだろうと思い、オイル交換を依頼したところ、ここではオイル交換はできず、できるのはオイルの補充のみとのことで、更には、オイルの少なくなったエンジンに下手にオイルを補充すると、それまでエンジン内に付着していたゴミの類が一気に剥がれてエンジン内を循環し下手するとそれが詰まってかえってエンジンの故障を招く可能性があるとのこと。そしてその可能性があることを納得・了承して頂けるのなら補充するとのこと。
私は迷わず補充を依頼。ほぼダメ元であったが、このまま何もしなかったら結局どうにもならんのである。
オイルは結局2リットル補充してようやくオイルゲージへの付着を確認。さてどうなることやら。ダメだったら保険会社のロードサービスかJAFFを呼ぶしかない。こういう時のために高い金を払っているのだから。
阿智PAを出たが渋滞はまだ続いていた。様子を見ながらゆっくり走った。オイルランプはもちろん点灯しなくなった。エンジンの調子も悪くはない。いや、むしろ良くなった。やっぱりオイルがきちんとエンジン内を循環しているからだろう。
それから30分くらいで渋滞は解消。普通に走り続けたがエンジンは何ともなく普通だ。行きの際に聞こえていた「シャカシャカ」というような異音っぽい音も聞こえなくなっていて養老SA手前くらいになると、もう普通に走っていた。「ああ、良かった」と思った。
午後8時半頃だったか?に養老SAに到着。夕食を摂る。私も連れ合いもカツカレーを頂いた。
その後、新名神に入って某ICにて高速を降り、下道を走って自宅に到着したのは午後10時半過ぎであった。
この日は簡単に片づけをして午前0時過ぎに就寝。
◆備考
翌10月23日(月)も私は夏休みであったので、朝からオートバックスに向かう。きちんとオイル交換をしてもらうためだ。ついでにオイルフィルターも交換。おそらく阿智PAのガソリンスタンドで補充したオイルがエンジン内に入って汚れを落としているだろうし、やはり補充だけにしておくのは若干不安だったから、この際綺麗なオイルにきちんと入れ替えようと思った。
30分ほど待たされたがオイル交換は問題なく終了。特に変なところはなかった模様。担当者に「急にオイルの減りが激しくなったのだけれど……」と訊いてみたところ、やはり相応の走行距離(私のフィットは60000Km超)になるとオイルの減りはどうしても顕著になってくるので、オイルの量の定期的な点検と早めのオイル交換を心掛けて欲しいとのことだった。
確かにもうすぐまる11年を迎える車なので定期的なメンテナンスを気にせねばなるまい。新車に買い替える余裕なんて全然ないし、何より今乗っているこの車が気に入っているので、できるだけ長く乗り続けたい。そのためには変に金を惜しまずメンテナンスすべき箇
所にはきちんと向き合わねばならんと思う。
なお今回の長野行きでの燃費はリッター約18km。普段がリッター約12Kmくらいであることを考えるとまあまあいい結果。やはりほとんど高速道路を走っていたからでしょうなぁ。いやいや、あのオイル状態で走ってたことを考えるとけっこう良い結果。大事に至らなくて良かったことも加味するとメチャクチャ良かったってことなんだろう。
そういうことで7月くらいに持ち上がった今回の件は無事に完了。ああ、疲れた。
ちなみに連れ合いが「今後毎年1~2回は行きたい」って言っているのだけれど、私は正直言って「…」である。
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