物思いに耽るように

■今日はジョン・レノンの命日である。現地時刻が日本の何時にあたるのか詳しく知らないので厳密には(日本時間での)今日なのか実際のところは把握していないのだけれど、一応は1980年の12月8日にこの世から去られたので本日は思いを寄せている。ちょうど先月の中頃辺りから「Now And Then」という歌に個人的にはまりまくっていて、今も起きている間は四六時中頭の中でずっとリフレインし続けているので供養という言い方は適切ではないのかも知れないが、在りし日のレノンに思いを馳せている。

 そう言えば「アダモステ」で一世を風靡したコメディアンの島崎俊郎さんが亡くなられた。アダモちゃん、好きだったなぁ。しょうもないと言えばしょうもないキャラクターだったが、あの装いで「ペイッ!」って叫ぶ姿は何ともバカらしくて思わず笑ったものだった。享年68歳。まだ若い。

 今年は年齢の近い人や青春時代に楽しませてくれた人たちが次々にこの世からいなくなった。中でもミュージシャンであるKANさんがこの世からおさらばされた際は同学年同年齢ということもあって結構ショックを受けた。

 私個人の感想だが、偉業を成した人たちは、どちらかと言うと早世の傾向があるように思える。(もちろん長生きされている方もいらっしゃるが……。)そして私のように居ても居なくても世間にまったく影響を与えないような人間は、大して事を成すことなくダラダラと生き長らえさせられる。「生きてりゃいいさ」とか「生きてるだけで丸儲け」と言う奴らがいるが私にはどうしてもそうは思えない。

 話が暗くなった。故人を思うことは悪いことではない。だが、それで悪い考えに陥ってしまうのは良くないことだし故人も望んではいないだろう。だから、ただただ物思いに耽るように故人を思うこととしよう。

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