これは本当に花粉症なのか?
■先月の始め辺りから、いわゆる「花粉症」と思われる症状が治まらない。くしゃみ鼻水鼻詰まりはもちろんのこと、喉及び上顎部の腫れと痛み、更には内耳も腫れて耳が詰まったような状態。両目も何やら膜が張ったような感じで見えにくく、頭もじんわりと鈍痛に襲われている。20代前半で花粉症を発症して以来毎年その症状に悩まされるのであるが、こんなにきつい症状は初めてだ。
もちろん薬は服んでいる。市販の花粉症対策用の薬だ。それを朝夕の2回服み、それで症状は一旦は和らぐ。しかし薬が切れるともうだめだ。症状の勢いによっては夜中にも襲われる。だから寝不足だ。
昨夜も酷かった。寝る前に「これは夜中に症状が出そうだ」と思い、薬を服んで寝たのだが、布団に入った時点で症状に襲われ、寝たと思ったらその症状に目が覚めて格闘し、それが落ち着いて寝落ちしそうになった頃にまた襲われる。そういう繰り返しで今朝を迎えた。おかげで体調はかなり良くない。
もちろん朝食を摂った後にすぐに薬を服んだが、服み続けているせいか効きが悪くなってきたような気がする。長年酷い蕁麻疹と格闘している連れ合いが言うには、「アレルギーの薬は症状が出た時にだけ服んでもダメ。朝夕きちんと服み続けることで体内に抗体ができるのよ!」とのこと。しかし私には市販の薬にそんな効能があるような気がしない。それにこれって花粉症に見えて実は違う原因ではないかと思ったりもする。
その「違う原因ではないか」というのはコロナの後遺症ではないかということだ。
花粉症になる前、2月の頭に私はコロナを発症した。高熱が出て実質1週間ほど寝込んでしまったのだが一応は治った。しかしその後もしばらくは突発的な喉の痛みに悩まされた。どうやらそれはコロナの後遺症の一つらしく、半年から場合によっては数年経たないと完治しないらしい。しかしそれも2月が終わる頃には気にならない程度にまで治まった。このまま忘れた頃には治っているのだろうと思った。
しかし忘れた頃にやってきたのは花粉症と思われる症状。前述したとおりのけっこう酷い症状だ。
思い過ごしかも知れないが、どうも喉の痛みが引き金となって花粉症を更に活性化しているような気がしてならない。つまりコロナの後遺症である喉の痛みは弱小化して行きつつあったが、そこに花粉症という従来私が持っていたアレルギーの症状が発症し、コロナの後遺症である喉の痛みによってそれを刺激されて重症化しているのではなかろうか?
もちろん私は医者でも何でもないので医学的な知識はないから専門家がこれを聞いたら「何をアホナことを言っているのか」と馬鹿にされるだろう。しかし私にはどうもそうとしか思えない。花粉症の症状が一カ月経っても治まる気配がないというのも初めてのこと。今まではたいていの場合2週間もすれば落ち着いていたのだ。今回が重症の類であったとしても、まだ治まる気配がないというのは他に原因があるような気がしてならない。
このまま酷い症状が治まらないようであれば耳鼻科に行くことを検討しているが、耳鼻科に行っても結局処方される薬は花粉症に対するものであろうからあまり期待はできない。とは言えこの酷い症状に悩まされ続けたら体がまいるし精神的にもよろしくなかろう。せっかく春になったのだ。気持ち良い季節を満喫したいしバイクに乗ってあっちこっちに行きもしたい。どうせなら入院が必要なくらい重症化してくれたら踏ん切りがつくのだが、こういうのって今までもそうであったように、治りそうな、でもなかなか治らないっていう中途半端な状態がズルズルと続くのだよ。まるでジワジワと精気を奪うように。
あれっ? もしかしてこれって加齢のせいなのか? やっぱりコロナの後遺症云々は関係なくて、単に加齢で体の抵抗力みたいなのが落ちてしまって、それで私の体が花粉のいいようにされているってことなのか? もしそうならチョーがっかりである……。
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