合同レブルミーティングに行ってきた


■2024年4月28日(日)に予定どおり合同レブルミーティングに行ってきた。これはホンダが開催する公式のミーティングではない。個人もしくは何かしらの団体が非公式に開催する類のものだ。この日、日本国内の各地及び、メキシコやフィリピン、ベトナムなどで同時開催された(らしい)のだけれど、私は京都会場(京都府南丹市美山町にあるZERO BASEというところで開催された「Dopeレブルミーティング in 京都」)に参加した。

 前日の晩は、明日は午前7時半に出発すれば十分間に合う、ということで目覚ましを午前6時半でセッティングして午前0時頃に就寝し、すんなり寝入った。しかしどういうわけか午前3時過ぎに目が覚めてしまった。トイレに行って用を足した後、もう少し寝ようと思って寝床に入るも一向に眠気はやって来ず、寝ているのか起きているのかわからない状態のまま結局午前6時過ぎになってしまったので予定よりも30分早く起床。別に「レブルミーティングに参加するぞ!」的な高揚感なんてまったくなかったのに、これではまるで「小学生の遠足前夜」ではないか? いいジジイだから別に興奮していたわけでもないのになぁ。

 起床して朝食を摂り着替えて出発の準備をした。そして予定していた午前7時半よりも若干早い午前7時20分頃に自宅を出発した。

 朝から快晴だ。既に気温は20℃近くまで上がっていたが、やはりまだ空気が温まっていなかったからバイクで走り出すと少々寒かった。今回は日中の気温が27℃くらににまで上がるという予報であったので、最初は長袖Tシャツ一枚だけで、その上にハーフメッシュジャケットを羽織ればいいかと思っていたのだが、まだ気温が上がり切っていない状態では、その出で立ちだと寒いだろうと思えたので、長袖のTシャツの下に半袖のTシャツを着ることにした。これなら暑くなったらどっちかを脱げばよいだろう。下はジーパンタイプのライダーパンツを穿いた。

 自宅を出発してまずは例によって国道173号線に入って一庫ダムを目指した。そしてそこからいつものように「道の駅スプリングスひよし」へ向かった。天気は快晴だしレブルミーテイングが行われる日であるからして、美山方面へ走って行けばけっこうたくさんのレブルライダーに出くわすだろうと思っていた。しかし予想に反してバイクの数があまり多くない。やはり時間が少し早過ぎたのであろうか? 

 午前8時20分頃に「道の駅スプリングスひよし」に到着。ここから会場までは40分ぐらいだ。ミーティングは午前10時開始なので、やはり出発が早過ぎたようだ。しかしここでじっとしていても仕方がないのでだいぶ早いのだがZERO BASEのすぐ近所にある「道の駅 美山ふれあい広場」まで行くことにした。

 午前9時10分頃に「道の駅 美山ふれあい広場」に到着。駐車場には結構な数のバイクがとまっていた。自分と同じようなレブル250も何台かとまっていた。やはりまだ会場に行くには早いだろうと思い、トイレに行ったり缶コーヒー飲みながら休憩するなどし、午前9時40分頃に「もうよかろう」と思い、ZERO BASEへ向かった。ところがZERO BASEに着くと、もう既にかなり多くのバイクが入場していた。

「みなさん、気が早いなあ」

 自分のことは棚に上げて、そう思った。

 スタッフに誘導されてバイクをとめたのだが、下はアスファルトやコンクリではなく芝生敷。スタンドが埋まり込んでしまわないように木の板を敷いてくれたものの私のバイクを停めた場所は若干傾斜があってバイクの傾き具合が通常よりも深い状態になってしまったから倒れやしないかとけっこう気を揉んでしまった。隣にはけっこう派手にカスタマイズされたレブル1100がとまっていたので、もし自分のレブルが倒れでもしてこの派手なレブルにぶち当たって傷つけでもしたら、いったい誰の責任になるのだろうかということも頭にこびりついてしまい余計に気を揉んでしまった。幸い自分のバイクが倒れてしまうようなことはなかったが、もし地震でもあったら間違いなく倒れていただろうと思う。(と言うか、もし地震があったら私のバイクだけでなく他のバイクも横倒しになっていただろう。それくらいちょっと緩い下地の場所だった。)

 午前10時に予定どおりミーティングが始まった。参加台数はこの時点で140台を超えているという発表があった。お世辞にも広いとは言えない駐車スペースにそれだけのレブルが所狭しと並んでいたのだが、それはつまりその台数と同じ(もしくはそれ以上の)数の人間がいるということである。

 主催者の挨拶などがあった後、全員で集合写真。その後「ケースビードッグ」(ホットドッグ」の類)の配布や試乗会、じゃんけん大会が予定されていたが、気温がおそらくもうこの時点で25℃は超えていたと思うのだが、とにかく暑くなっていて、しかも店舗スペースを除くと日陰がほとんどなかったから、私みたいなジジイにはけっこうきつい環境であった。

 それからしばらくして(予定よりも早めだったと思うのだが)「ケースビードッグ」の配布が始まった。これは配布数限定100本(だったか?)で若干腹が減っていたから「もらおう!」と思っていたのだが、それが告知されるや否やあっという間に長蛇の列ができ、それを見たら(主催者の方々には申し訳ないことを書くが)この快晴の下でホットドッグの類を一本もらう程度のことで長蛇に並ぶ気がまったくしなかったのでスルー。そしてほどなくして配布数に達した旨の知らせがあったのだが、その時点でまだ列は続いていたから、やはり並ばなくて良かったと思った。

 その後、何やらカスタムバイクの類の試乗会があったようだが、私は特に興味がなかったので、周りのレブルをじっくり見ることに専念した。

 なお今回はそれなりに知名度のあるモトブロガーさんも参加されていて、(何をされていたのかはわからなかったが)あちこちで話の輪ができていた。その中には私もYOUTUBEで観たことがあるモトブロガーさんがいたのだが結局話をすることはなかった。昨年の夏に行われたホンダ主催のミーティングでも感じたことなのだが、モトブロガーさんは最初は一般の人と話したりするものの結局最後はモトブロガーさん同士で絡み合って盛り上がる傾向が強い。今回もはたから見ていたら、どうもその傾向が強いように思えた。(まあたぶんはジジイのひねくれた偏見のようなものなのかも知れんが……。)

 予定ではじゃんけん大会というものがあったのだが、午前11時を過ぎた時点で私はもうこの暑さに限界を感じた。とにかく日陰がないのである。もちろん店舗ゾーンに入れば日陰はあるが既に多くの人がいる。外の日陰があるテーブルにも人がいっぱい。4月であって真夏ではないということは理解できるし、熱中症に対する注意喚起もきちんとされていたから文句を言うつもりは更更ないのだが、私はこの後予定されている「じゃんけん大会」が始まる(約1時間後?)までここで待機できそうになかったから、残念ではあるが11時15分頃に会場を後にして「道の駅 美山ふれあい広場」に戻った。そしてトイレで用を足した後に給水。500mlのお茶をほぼ一気飲み。それでけっこう生き返った。あのままあそこにいたらヤバかったかも知れない。

 十分休憩を取った後、帰路の途に就いた。来た道とは違う道を走ろうかとあれこれ考えたが、結局来た道をそのまま通って帰った。道にあった気温計は「29℃」と表示されていた。

「真夏」である。

 午後2時過ぎに無事に自宅に到着。後片付けをした後の遅めの昼食はカップヌードル。途中でライダーズカフェの類に立ち寄ろうかと思ったが、どの店の駐車場もバイクでいっぱいだったのでスルーした。こういう日のライダーズカフェの類の敷居は、ソロにとっては、とてもとても高いのである。

 何だかんだで、とりあえず今回の目的は達成した。しかし今回すごく思ったのだが、今回のような車種指定(指定車種以外であっても参加できるのだが)のミーティングには正直なところ個人的に「飽き」のようなものを感じざるを得なかった。確かにレブルは豊富なカスタマイズ用の商品が売られていて多くの方々がそれらを購入して自分好みのバイクになるようカスタマイズされているのだけれど、それでも基本は同じバイクなので今回のようにそういうバイクを140台くらい眺め続けたらさすがにお腹いっぱいになってしまい、気が付いたらいつの間にかレブル以外のバイクばかりを眺めていた。

「これは新しいKATANAかな?」

「隼ってやっぱりでっかいなぁ」

「CB400スーパーボルドールはおらんか?」

 etc. etc.

 そしてそうしているうちに「俺はいったい何のために今回のミーティングに参加したのであろう?」と思ってしまった。

 たぶん親しい仲間と一緒に来ていたり、ここで久しぶりに友人にあったり、そしてお気に入りのモトブロガーさんに会ったりするのが実はこういったミーティングの隠れた(本当の?)楽しみなのかも知れない。それを考えると、そういう友人が皆無で、お気に入りのモトブロガーさんもいない、ソロで走るのが常で、そもそもが走ること自体が目的、の私みたいなジジイには、もしかしたらこういう会合の類は不向きなモノなのかも知れない。




以下は参加記念品。

左がトートバッグで、右にあるのがチラシ。下にあるのが各種ステッカーである。


 なお、ここ数日の間に多くのモトブロガーさんによって今回のミーティングの動画が作成されYOUTUBEにて公開されるであろう。その中にはもしかしたら自分がチョロっとでも映っているのではないかと思えるので、取り敢えず要チェックである。(ちなみに私はDj hondaのキャップを被り、サングラスをかけてマスクをし、白い長袖Tシャツにジーパンタイプのライダーズパンツ、そして白のハイカットスニーカーという出で立ちで迷彩柄のハーフメッシュジャケットを腕に抱えて歩き回っていた。興味があったら探してみてください。

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