備忘録 7月27日(土)~7月28日(日)

■先に7月26日(金)の追記。

 未明に連れ合いにコロナらしき症状が現れ、一旦テレワークを開始したが、午前9時に医療機関に連絡を入れたところ、今すぐにでも来てもよいとのことであったので午前10時で予約を入れた。そして午前9時過ぎに会社に理由を話してしばらく離席することの了承を得て連れ合いを車で医療機関に連れて行った。

 医療機関の前に着くと中に入らずに電話を入れた。すると看護師さんが出てきて入り口前の椅子に座って待つように言われた。しばらくしてコロナの検査。連れ合いから結果が出るまでに時間がかかるから、その間に傍のスーパーで諸々の買い出しを頼まれた。連れ合いの状況からしてこれから数日は私が食事の準備等連れ合いが日々やっていることを代りにすることになる。まずはこの日の昼食と夕食の調達である。

 スーパーで買物を終えて医療機関に戻ると、ちょうど医師が出てきて検査結果を告げた。

 予想どおり「陽性」であった。


 その後薬局に寄って処方箋の薬を購入して自宅に戻った。今年の2月に私がコロナに罹患した時同様、連れ合いは娘が使っていた部屋に移った。私としてはこの数日間連れ合いとずっと同じ部屋で過ごしていて今更感があったので「別にもうエエんちゃうん」と思ったのだが、連れ合いが「うつしてないかも知れないから」と言うので結局娘が使っていた部屋に移った。

 それから私は基本的にいつもどおりにテレワークしつつ時々連れ合いの様子を見たり洗濯物を取り込んだり等々。夕食の準備も私が諸々実施。と言ってもスーパーで買ってきた総菜とかがメインであったが。

 この日はこんな感じで終わった。


■7月27日(土)

 午前7時に起床。娘が使っていた部屋で寝ている連れ合いの様子を見る。既に目を覚ましていたので具合を訊くと熱は下がったものの喉の痛みが酷く、かつこれまでに経験したことのない倦怠感に襲われているとのこと。これは私が今年の2月に罹患した際とほぼ同じ状況だ。解熱剤を服んで熱は下がっているものの、コロナウィルス自体はまだ勢いを失っていないから熱以外に何かしらでその存在を示しているのだ。しかし、大人しく養生して悪化させないようにすれば間違いなく快復する。しばらくの間辛抱である。

 朝食を食らった後、洗濯だ。洗濯なんていつ以来であろうか。結婚するまでは一人暮らしだったから洗濯なんて当たり前のようにやっていたが、結婚してからはほとんどやっていない。しかし今は洗濯機は全自動だ。洗濯物を放り込んで洗剤などをセッティングしてボタンを押せば基本的に脱水まで勝手にやってくれる。二層式を使っていた頃と比べるとチョー楽ちんである。これで乾燥機能までついていたらもっと楽ちんであろうが、私んちの洗濯機はここまでだ。洗い終わったものを洗濯機から取り出してベランダにある竿にかけるのは人力である。確かに乾燥機能までついている洗濯機はもっと楽ちんであろう。しかし私は洗濯物はやはり天日で干したい。その方が気持ちが良いではないか、って思っている私はやっぱり古い人間か?

 その後掃除機掛け等のいつもの家用を行う。

 そうこうしているうちに午前9時を回った。今日は私が眼科を受診し定期検査を行う日。連れ合いがコロナということでちょっと考えたのだが、今やコロナもインフルエンザ同様5類であるし私自身もらしき症状は全然ないから予定どおり眼科に向かうことにした。

 それで迷ったのが行き方だ。既に気温は30℃に迫っていて、この酷暑の中を駅まで歩くとすると駅に着いた頃にはとんでもない汗をかいているだろう。車で送ってもらうにも連れ合いに頼むのは当然ながら無理。車に乗って眼科に行くという手もあるが市の中心の駅前にあるその眼科は基本的に駐車場がない。提携している商業施設内で1000円以上の買物をすれば無料となるが、そんなところで買物をしたことなんて一度もない。よって駐車場代を払わねばならないのだが、その値段がお安くない。連れ合いと二人でその商業施設に行く際はその金額は納得できるものなのだが一人ということになるとけっこうもったいない。それゆえ車で行くという選択肢はパス。それで結局アドレス(125ccスクーター)に乗って行くことにした。バイクなら往復600円近くの電車代が浮く。もちろんガソリン代はかかるが燃費がリッター約38Kmのアドレスなら往復しても150円くらいである。そしてバイクなら近くの駐輪場で駐輪代が24時間200円。とてもリーズナブルである。

 そういうことで午前10時45分頃にアドレスに乗って眼科医を目指した。

 しかし、暑い! 走っている間はそれほどでもないが信号待ちやら渋滞でのトロトロ運転時は本当に暑くて暑くてたまらなかった。まだ午前10時過ぎでもそういった暑さ。午前10時30分に駐輪場に到着した際はヘルメットの中の頭は汗でビショビショであった。ある程度それを予想してタオルを携帯していたのだが、そのタオルが汗でグッショリになった。

 そこからすぐに眼科医に移動。眼科医に入ると程良く冷房が効いていた。ああ、極楽極楽!

 眼科医受診の結果だが眼圧、視力、視野等特に悪化はしておらず。いつものように点眼液を処方してもらう。

 午前11時45分頃に眼科医を出て自宅に向かう。外気温は更に上昇していてアドレスに乗っていても風が熱かった。途中、自宅から一番近いコンビニに寄って昼飯を購入。主にパンを買った。

 午後12時半頃に自宅に戻る。汗がダラダラ流れる。

 すぐに昼食の用意。「用意」と言ってもコンビニで買ってきたパン類を連れ合いの元に持っていく程度であるが。

 昼食後、次は買物だ。これはさすがに車で移動。

 ドラッグストアに寄ってロキソニンプレミアムを購入。

 次にガソリンスタンドに寄って給油。(フリードは残念ながら燃費が非常に悪い。前の車のフィットが1300ccガソリン車で、リッター13Kmくらいは走っていたと記憶しているが、フリードは1500ccガソリン車でリッター10Kmくらい。それもエコモードでこれであるからして、エコモードでなかったら、どれだけ悪いのであろう??? おまけにガソリンを満タンにしても表示される予想可能走行距離は360Km程度。買って半年なのにこのレベルだと3年後、5年後はどうなのだろう? 月々の支払いが決して安くないのにこの燃費だと本当に先が思いやられる。やっぱりハイブリッドベースで設計されたであろう車のガソリン版っていうのは燃費面では全然期待できないってことなのだろう。先にそれを知っていたら違う車種を買っていたかも、と思うが「後の祭り」である。(ちなみにこの点を営業担当者に皮肉っぽくぶちまけたことがあるのだが、営業担当者からは「エコボタンを押しなおしてみてください」とか「まだエンジンが馴染みきっていないかも知れません」とかの言い草のみ。おそらくこっちが納得できる回答なんて持っていないのであろう。)

 給油後次はいつものスーパーに向かう。夕食等の買出しである。

 午後3時半頃に帰宅。スーパーの中、そして車中は涼しかった。自宅に戻って車から出た途端にまたも大汗が噴出した。自宅内も当然暑く、買ってきたものを運んでいると汗が頭から滝のように流れ出てきた。

 午後6時前に(猫の額ほどの)庭にある花への水やり。連れ合いが植えている花はこの酷暑の下では一日でグッタリした状態になるからいつも以上にたっぷり水をやる。そしてプランターに植えているプチトマトにもこれまたたっぷり水をやる。(私はトマト類が大嫌いなので本当はどうでもいいのだが、連れ合いはトマト類が大好き。だから水をやらないわけにはいかないのであった。)

 夕食は、ぶっかけ素麺、茄子の揚げひたし、シーザーサラダ、そして(私のみ)おにぎり。もちろんどれも出来合いのものである。(連れ合いは別室にいるので、そこに配膳。)

 午後8時過ぎに風呂(シャワーのみ)。

 その後スーパーにて訳ありで安く売られていた桃を連れ合いに食べさせた。この時点でかなり倦怠感がましになったらしい。ただ喉の痛みは全然引かずまだまだとても酷いままとのこと。

 それからYOUTUBEの動画を観るなりして過ごす。

 午前0時頃に就寝。


■7月28日(日)

 午前7時半頃に起床。

 連れ合いの具合はあまり変わらず、相変わらず喉の痛みがかなり酷いとのこと。

 朝食を食らった後、洗濯、掃除機掛け等の家用をこなす。

 しばらくしてから車で買物。ドラッグストア、そしていつものスーパー。久しぶりに食料品やら日用品の買物をしたが、昨年とくらべて色んなものの値段がビックリするくらい上がっているのを実感。今年に入って連れ合いが、やれクーポンだ、やれ特売日だ、等といったことを以前よりも口にすることが増えたと感じていたが、単に自分が世間の動向に鈍感だっただけだったと痛感。いやホントに高いよなぁ。卵が特売で税込み219円って、以前は特売時は確か税込み110円だったんよね。安いわらび餅だって80円くらいだったのに今は軽く100円超え。量だって見るからに少ないし……。賃上げなんてほんの一部の人たちだけで、私も含めて普通の庶民には縁のないこと。それでも値上げは全然収まらず実入りは全然増えていないのに出ていく金額は増えるばかり。

 おい、政治屋ども!

 何とかしろよ!


 買物を終えて昼過ぎに自宅に戻る。

 昼食はスーパーで買った安いパン。

 しかし今日も酷暑。午前中は扇風機で何とか耐えていたが午後はもうダメだ。たまらずエアコンを稼働。今日はもうどこにも行かず自宅で休養。レブルに乗りたい気持ちはやまやまであるが、連れ合いを一人にしてプチツーするわけにはいかず。と言うかジジイはやはりこんな酷暑の午後にバイクに乗ろうという気にはなれず。連れ合いが何ともなかったらおそらく早朝ツーリングを実行していただろうが……。そういうわけでこの休みのレブルの出番は無し。来週を考えよう。

 午後1時半頃に実父から電話あり。一昨日に連れ合いのコロナが判明した際に近所にすむ実姉には、その旨と「この数日は実家の方にも行けないからよろしく」ということをLINEで報告していたのだが、実父はおそらく実姉からその情報を得たのであろう、様子伺いの電話だった。それで何かいるものがあったら買って持っていったろか? みたいなことを言う。

 アホか!

 実父に対する私の返事である。

 実父はもうすぐ89歳。年齢のわりに足腰はまだ達者な方ではあるが、立派な超高齢ジジイだ。そんな人間がこの酷暑の中を何か買って歩いてこっちに持ってくるとかなんてあり得ない!

 たぶん私の実父だけではなく世間の超高齢者達に言えることだと思うが、超高齢者たちは自分はまだまだ若くて元気だという妄想を未だ捨て切れていない。更には自分一人で何とかできるという戯言まで口にする。だからこんな酷暑でもノコノコ歩いてやって来ようという思考をする。自分だけは詐欺に引っかからないと妄想しているのと同様に、自分だけは熱中症にはならないと無意識に思っている。自分の親ではあるが、こういうのって本当に質が悪い!

 心配してくれるのはありがたい。私だって人の親だから気持ちはよくわかる。しかし、その気持ちが仇になることもある。この(私でも歩いてたら倒れそうになる)酷暑の中の約2Kmほどの道のりを89歳(体重約50Kg)の超高齢ジジイがノコノコと歩いて途中で熱中症で倒れられたりでもしたら、(言っちゃ悪いが)ただでさえ連れ合いのことで手一杯なのに余計に手間である。

 そういうことで実父には、心配してくれる気持ちに対する感謝の気持ちを示しつつも「こっちはこっちで何とかやるから、お願いだから余計なことしないで! 熱中症にでもなって倒れられたりしたら余計に困るから!」と、はっきり告げた。「シビア」と言うか「ツレない息子」と思われたかも知れないが、これが私の親孝行の一種である。

 その後書きものなど。

 テレビはパリオリンピックが始まって、そればっかり。メディアは「日本国民はみんなオリンピックが大好き」とでも決めているかの如く、その話題ばかりだ。

 しかし国民全員がオリンピックに興味があるわけではない。少なくとも私はオリンピックにはまったくと言っていいくらい興味がない。それどころが、どうしてこんなにオリンピックを優先させるのか不思議で仕方ないし、「アスリートファースト」という風潮にも賛同できない。

 私にはこういったものが「偏向」と思えて仕方がない。例えばテレビや新聞等のメディアは(オリンピックに限らず)偏向放送や偏向報道ばかりだし政治や行政も尤もらしい理由で偏向的なことばかりをする。そして大抵の場合、私たちの知らないところで数えきれないくらいの「利権」というドロドロとしたものが蠢いていて、得体の知れない輩どもがそれに群がって更に偏向の度を強め、世の人々の頭の中に「それが正しい」と刷り込む。偉そうなことを言うつもりはないが、こういったことに気づいていない人は数知れずだろう。

 話を元に戻すがオリンピックに興味のない私は、日頃観る番組がないのに更にオリンピック番組ばかりになってテレビが更につまらない。こういうのこそ有料チャンネルを作ってそこで放送し、見たい奴だけが金を払って観るようにしたらどうか、って思うが某放送局同様、そんなことをしたらうまみがなくなるんだろうね。結局我々は意識することもできない利権みたいなものに、知らず知らずうまいこと組み込まれているってことなのだろう。

 午後4時過ぎ辺りに急激に眠気に襲われ、気が付けば1時間ほど居眠りしていた。

 午後5時半頃に植木に水やり。

 午後6時半頃から夕食の準備。出来合いのものばかりだと食費がかかって仕方がないので今日の夕食はメインは自分で作った。と言っても「つけ麺」の麺を湯がいた程度であるが。

 それで夕食は、つけ麺とサラダ。私は更におにぎり一個。

 この三日間、夕食のメインは麺ばかりではないかと思わそうだが、それには理由がある。熱はほぼ引いたものの未だ喉の酷い痛みが引かない連れ合いは、お茶を飲むのでさえ辛い状況。喉がそういう状態だから固形物を出すわけにはいかない。従って比較的楽に食べられる麺が中心とならざるを得なかった。(と言うかそういう状態に対しては私には麺しか頭に浮かばなかったし他が浮かんだとしても作れないのであった。)喉の痛みがなければ米を炊いてカレーとか丼物とかを作るのだが、病人食って難しいものだ。(それ以前に普通の食事を作るのも難しい(苦笑)。

 その後、お茶を沸かす。お茶はいつも(何茶か知らんが連れ合いが調合した)茶葉にて沸かし、それを冷やして飲んでいる。これは季節に関係なく年中である。

 その後また書きもの。

 午後頃に風呂に入る。と言ってもシャワー。

 連れ合いがシャワーを浴びた後、昨日買った桃の残りを剥いて連れ合いに食べさせた。

 またまたあっという間に土日が終わった。この土日は慣れないことをやったこともあってか、いつも以上にあっという間に終わった。

 さて明日はどうするか?

 出社するかテレワークにするかで悩んでいる。本来の予定ではテレワークなのだがお上が色々言ってきている。詳細は割愛するが正直言って悩ましいと言うか面倒臭い。高齢の部類に入っている連れ合いを、まだコロナから完全に快復していない状態で(熱が引いたと言えども)一人にして良いものか……。できれば予定どおりテレワークにしたいのだが……。

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