やはり2月は鬼門であった(1)
■2月5日月曜日の昼過ぎに実姉から電話があった。この日私はテレワークで自宅にいたので、10分ほど離席し実姉と話をした。
何と実父がコロナに感染していたことが判明!!。
微熱レベルではあったが、やはり高齢者であるということと、介護関係の方々からの進言もあって実姉がけっこう気になったみたいで、念のため発熱外来のような医者に実父を連れて行き検査を受けたところばっちり「コロナ陽性」の結果が出たとのこと。
ありゃりゃりゃ!
私二日前の土曜日に実父とけっこう長い間一緒にいたのだよ。私はマスクをしていけど実父は半マスク(鼻を出した状態)だったのだよ。
ヤバイじゃん!!!
そもそもよくよく考えたらいくら微熱であっても熱が出ている人間と接触したのが考慮不足だった。その日はどうしても実父の用事を私がせねばならなかったから(「備忘録_02月03日(土)~02月04日(日)」参照)会わないわけにはいかなかったのだけれど、完全に「コロナとかインフルだったら高熱が出るし、ずっと微熱だから鼻風邪をひいたのであろう」と勝手に思い込んでいた。完全に油断していたわけである。
実姉は四カ月前に感染済みなので、まだ免疫があるから大丈夫じゃないかと言っていた。そして「よく食べてよく寝たら感染せぇへんって!」とのこと。自分が感染した時に何の防御もしていない旦那さんはまったく感染せずピンピンしていたのだが、それが「よく食べてよく寝ていた」かららしい。
いやいや、そんなの単なる運でしょう(笑)。
私は「大丈夫かなぁ」と少々不安になったが、この日の夜になっても特に症状は出ず、連れ合いからも「ずっとマスクしていたのだったら、そんなに簡単に感染しないんじゃないの?」と言われた。
確かにちょっと前までコロナが大流行していた際の、まだテレワークが確定していなかった頃、毎日マスクをして満員電車で通勤していてもまったく感染しなかった。もちろんワクチンは打っていたものの兆候さえなかった。それからコロナがかなり収束して第5類になり定期的なワクチン接種をしなくなってからもマスクをしつつあちこち出かけていたわけだが、それでも周りが感染したと聞いても自分にはやっぱりその兆候が全然なかったので、「もしかしたら既に感染していて症状が自覚できないくらい軽くて、それで免疫ができてんじゃないか」とか「縁がムチャクチャ薄い自分はコロナにさえ縁が薄いのだ」とか「このまま感染することなく過ごしていくんじゃないかしら」などと勝手に思っていた。まあ実父は高齢者であるからして油断は禁物だが症状は依然軽いままだから、このまま数日が過ぎれば何もなかったかのように日々の営みの中に埋没していくだろうと思った。気にするとしたら実父の症状が重症化しないか、また私が(発症してはいなくても)コロナウィルスを保持していないか、ということ。だから今週は全日テレワークにした方が良かろうと思った。
しかし、事はそんな簡単ではなかった。
事実は小説より奇なり。
2月はやはり鬼門であった。
「やはり2月が鬼門であった(2)」に続く。
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